ご挨拶
産婦人科では、分娩、婦人科腫瘍、卵巣桟能不全および不妊症、骨盤内感染症、性器感染症、更年期障害、性器脱など、産科・婦人科の疾患全般に対応しています。
2020年初頭より猛威をふるったCOVID-19のパンデミックは、我々産婦人科の医療者にとっても、大変な試練の3年間でした。中でも周産期領域においては、未知なるウイルスから、母と子をどうやって守っていくのか、まさに手探りの日々でした。
それでも「医療圏内の患者様は、医療圏内で診て差し上げたい！」という気持ちで、スタッフ一同分娩に、手術に、がん治療に、奮闘して参りました。
すこし落ち着いたようですが、これからも「小松市民病院で診てもらってよかった」と思われる医療を提供できるよう、努力して参ります。
産婦人科担当部長 岡 康子
診療内容
以下の様な疾患の診断・治療（手術／薬物／その他）などを行っています。
周産期
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正常妊娠・分娩
当院では正常な妊娠・分娩管理も行っています。
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異常妊娠・分娩
産科異常を伴った妊娠・分娩管理も行っています。
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合併症妊娠・分娩
偶発的内科疾患合併妊娠も他科と共同で管理します。
婦人科
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腫瘍
良性腫瘍‐手術療法・薬物治療など
悪性腫瘍‐手術・化学療法・放射線照射、これらの組み合わせなどで治療します
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感染症
骨盤腹膜炎、性器感染症など。主として全身的薬物療法で治療します。
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性器脱
子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤など。手術療法が中心ですが保存治療もあります。
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性器奇形
必要時には手術などを行います。
女性内分泌
- 更年期障害
- 思春期医療
- 卵巣機能不全
- 月経周期異常
- 不妊症
…薬物療法やカウンセリングが中心です。
主な疾患
- 妊娠・分娩：正常ならびに合併症のある方の妊娠・分娩管理
- 異常妊娠：切迫流早産、流産、子宮外妊娠、胞状奇胎などの手術、薬物療法
- 婦人科良性腫瘍：子宮筋腫、子宮内膜症（チョコレート嚢胞、子宮腺筋症）、子宮頸管・内膜ポリープ、卵巣腫瘍、外陰腫瘍の手術、薬物療法
- 婦人科悪性腫瘍：子宮体癌、子宮頸癌、卵巣癌の手術、化学療法、放射線療法
- 月経異常：月経困難症、過多月経、無月経、不正出血の診断、治療
- 更年期障害：薬物療法
- 子宮脱等の骨盤臓器脱：リングペッサリーによる保存的治療、手術療法
- 婦人科感染症：骨盤腹膜炎、クラミジア、淋菌、外陰ヘルペス、尖圭コンジローマ、トリコモナス、カンジダ、腟炎などの薬物療法
- 不妊症：子宮卵管造影検査、腹腔鏡手術による検査、治療。タイミング療法、排卵誘発
- 子宮がん検診
当科の特長
周産期
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当院では正常分娩はもとより、他科との連携のもと合併症のある方の妊娠・分娩管理を行う事が可能です。
…コロナ禍で長い間中止しておりました分娩の付添いを2023/06/01～一定の条件下で再開致します。詳細は産婦人科外来にお問い合わせ下さい。
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当院での周産についてはこちらもご覧下さい
手術
- 婦人科良性腫瘍に対しては子宮全摘術、子宮筋腫核出術、卵巣腫瘍手術について、開腹手術より身体への負担が少ない腹腔鏡手術を積極的に行っています。腹腔鏡手術では、入院日数が5～6日（術後3～4日目退院）であり、早期に社会復帰が可能です。また子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫に対しての子宮鏡手術を行う事も可能です。
- 婦人科悪性腫瘍に対してはガイドラインに則り、治療法の選択を行います。病状によっては、高次病院へ紹介させて頂きます。
- 全ての疾患に対して最適な治療を提案・提供できるよう日々診療しています。
医師紹介
おか やすこ
岡 康子
| 役職 | 担当部長 |
|---|---|
| 専門分野 | 周産期全般 |
| 資格 |
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まつおか あゆみ
松岡 歩
| 役職 | 医長 |
|---|---|
| 専門分野 | 周産期全般 |
| 資格 |
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なかしま みずき
中島 瑞季
| 役職 | 医師 |
|---|---|
| 専門分野 | 産婦人科 |
| 資格 |
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外来担当医表
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 岡 | 松岡 | 岡 | 松岡 | 岡 |
| 午後 | 松岡 | 中島瑞 | 中島瑞 | 岡 | 中島瑞 |
診療実績
こちらをご覧ください。
連携病院・開業医の先生方へ
地域の病院・医院・クリニック様からのご紹介にはできるだけ応需できるよう努力いたしております。診療情報提供書の作成と患者様のご予約にご協力お願いいたします。緊急性のある場合には、時間内の場合は医師直通ラインへ、時間外の緊急の場合は救急外来へのご連絡をお願いいたします。
地域の患者様を出来るだけ地域で診られる様、これからも努力をしてまいります。ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。