呼吸器内科

当科（呼吸器内科）では南加賀地区の肺関連疾患の患者様に地元で安心、安定、最新の呼吸器疾患治療をご提供させていただくことを目標に日々精進しております。現在、当院では4名の呼吸器内科常勤医師で運営しております。呼吸器内科は命に関わる重篤な疾患が多い診療科であります。患者様と我々呼吸器内科医師で二人三脚で、呼吸器疾患の治療を進めたいと常に思ってます。お気軽にご相談ください。

肺癌が疑われる場合、胸部レントゲン検査、胸部CT、頭部MRI検査などの画像検査ならびに気管支鏡検査、CTガイド下肺生検などの病理学的検査を行い診断します。肺癌の診断が確定した後は呼吸器内科では主に臨床病期Ⅲ期、Ⅳ期の患者様に対して、それぞれ放射線化学療法、全身抗癌剤治療を開始します。気管支喘息や肺気腫（COPD）などの呼吸器気道疾患は呼吸機能検査などで鑑別を行い、より適切な治療を選択します。間質性肺炎の患者様には必要に応じて気管支鏡検査などで診断を施行し、疾患に応じた治療を行います。肺結核は喀痰検査を複数回行うことや、診断困難な場合は気管支鏡検査を行うことで診断率を上げます。肺結核の診断が確定すれば抗結核薬の内服治療を開始します。感染性が高い場合は入院、感染性が低い場合は通院治療となります。気胸、胸水貯留に関しては、胸腔ドレナージや胸腔穿刺などで原因精査・治療を行います。

• 呼吸器悪性腫瘍（肺癌、胸膜中皮種、縦隔腫瘍）
• 慢性閉塞性肺疾患（COPD）
• 気管支喘息
• 間質性肺疾患（間質性肺炎、特発性肺線維症、膠原病関連肺疾患、薬剤性肺炎、サルコイドーシス、塵肺など）
• 胸膜疾患（胸水、気胸など）
• 睡眠時無呼吸症候群
• 呼吸器感染症（肺炎、誤嚥性肺炎、膿胸、肺膿瘍）
• 肺結核、結核性胸膜炎