ご挨拶
放射線科は、各診療科からの依頼を受けて画像診断を行なう科です。患者さんと直接接する機会はそれほど多くはありませんが、検査で得られた画像を読影（画像の解釈作業）し、主治医向けの報告書を作成しています。
診療内容
各科の医師の依頼を受けて、種々の画像診断に関する検査を行ない、この検査を文書にして各医師に報告することで各科の診療に寄与します。開業している医師から検査依頼を受ける場合も同様です。
画像診断には、胸部写真などの一般撮影検査、バリウムを用いた消化管造影検査、超音波検査、CT検査、MRI検査、核医学検査、血管造影検査などがあります。
検査の他に、超音波装置を利用した乳腺や甲状腺などの細胞や組織の採取、CT装置を利用した肺や腫瘤などの組織採取も行ないます。また、対応可能な症例については、血管造影の技術を応用して、癌や出血に対する血管塞栓術や、抗癌剤の動脈注射を行ないます。
当院では、核医学検査は金沢大学核医学科の医師により、放射線治療は金沢大学放射線科の医師により、診療が行なわれています。
医師紹介
あかくら ゆかり
赤倉 由佳理
| 役職 | 担当部長 |
|---|---|
| 専門分野 | 画像診断 |
| 資格 |
|
よしえ ゆういち
吉江 雄一
| 役職 | 担当部長 |
|---|---|
| 専門分野 | 画像診断 |
| 資格 |
|
外来担当医表
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 読影 | 赤倉 | 赤倉 | 吉江 | 吉江/ 朝戸 |
吉江 |
| 超音波 | 吉江 | 吉江 | 赤倉 | 赤倉 | 赤倉 |
| 核医学 | 森 | 渡辺 | |||
| 放射線治療 | 山崎 | 柴田 （午後） |
南川理/ 柴田 |
診療実績
参考：放射線治療年間件数について
（常勤の放射線治療医はおりません。金沢大学放射線治療科の医師に週三回来院していただいて、治療を行なっています）
| 平成30年 | 149件 |
|---|---|
| 令和元年 | 160件 |
| 令和2年 | 99件 |
| 令和3年 | 121件 |
| 令和4年 | 158件 |
（令和5年5月より、まずは前立腺癌に対して強度変調放射線治療IMRTも開始しています。）
連携病院・開業医の先生方へ
開業医の先生方は、CT、MRI、RI検査など、ご入用の検査に対して、地域医療連携室を通じてFAXにて検査をご依頼いただき、検査の予約をお取り下さい。ご依頼に対して、折り返し検査予定日をご連絡いたします。
なお、前処置や絶食が必要な検査や、検査施行の可否に関して確認事項のある検査がありますので、予めご確認いただきますようお願いいたします。また、医療放射線被ばくを伴う検査については、依頼される先生方から患者さんに対して被ばくに関する説明をお願いしていますので、ご依頼の際にはこちらもお願いいたします。（書式文なども準備してありますので、必要時にはお問い合わせ下さい。）
注意事項
- 造影剤を用いた検査を依頼される場合には、予め腎機能をご確認下さい。
- アレルギーや体内金属・体内機器などの影響で十分な安全性が確保できないと判断された場合には、ご依頼通りの画像診断が行えない場合があります。その際にはご容赦下さい。