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国民健康保険 小松市民病院

病院長

新多 寿にった ひさし

みなさん、こんにちは。
小松市民病院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
病院長の新多と申します。

本年、令和6年元旦に発生した能登半島地震は、地域社会に甚大な影響を与えました。被災された皆様方には心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症に対する警戒も続けています。当院では、感染予防対策を徹底し、皆様が安心して治療を受けられる環境を維持するために、日々努力を重ねています。感染症の拡大防止と患者様の安全確保は、引き続き最優先事項です。

今年、ホームページを全面リニューアルし、より皆様にわかりやすく、便利な情報提供を目指します。医療技術の進歩にも注力しており、手術支援ロボット「da Vinci Xi(ダビンチ)」の導入により、より精密で先進的な手術を提供開始しています。これにより、患者様の治療選択肢が一層広がることを期待しています。

この度の経験を通して、私たちは医療機関としての役割を改めて認識しました。災害発生時における医療提供のみならず、日々の医療サービスの質を高めることの重要性を再確認しました。当院の基本理念「共に歩む」は、患者様、地域住民様、職員全員が一丸となって健康と幸せを目指すことを意味します。今後も、皆様と共に歩みながら、安心できる医療環境を提供してまいります。
今後とも小松市民病院をどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和6年4月1日

過去の院長メッセージ

  • 令和4年9月分

    3年目に入った新型コロナウイルス感染症。まだまだ先が見えない日々が続いています。コロナ患者さんは確かに多くなりましたが、全体をみますと、コロナ疾患以外の患者さんもたくさんおられます。両方の疾患にバランス良く取り組むことが重要です。

    当院の使命は次の3つと考えています。1.救急診療、2.重症疾患の診療、3.専門性の高い疾患の診療と手術、の三つであります。これらの充実を図ることが当院のミッションです。
    今年度はこのためのパワーアップとして、以下の4点を行います。

    1. 南加賀救急医療センター

      救急患者さんの円滑な受け入れや診療には、熟練した看護職員が不可欠です。そこで、看護師長を含めた専従のスタッフを配置しました。

    2. 外来化学療法室の拡張

      がん治療の一翼を担う薬物療法(化学療法)ですが、その治療成績は目を見張るものがあり、がん治療に必須のものとなっています。化学療法を専門に行う部屋を思い切って移転して、新調・拡大しました。

    3. 無菌治療室の設置

      血液がんを主とする高度な化学療法を行うための入院病室です。これまでは、血液がんは金沢地区でしか治療できませんでしたが、これからは当院で治療完結できるようになります(今年度中に稼働予定)。

    4. 地域医療支援室の拡充

      患者さんやご家族にとって、病気、入院生活、医療費や就労など分からないことや不安が多いと思います。また紹介患者さんの診療をスムースにすることも大切な業務になります。これらに迅速に対応できるように地域医療支援室を拡充しました。

    私は、「共に歩む」の理念で、全職員が地域の皆様の健康を願い、どんなことがあっても安心できる医療を提供し続けるつもりです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

    令和4年9月

  • 令和3年9月分

    病院長を拝命してから1年半が経ちました。
    新型コロナウイルス感染症の真っただ中に就任。以来、途切れることのないコロナ医療と非コロナ医療の両立に病院全体が取り組んでいます。
    本年4月には当院でクラスターが発生し、地域の皆様方をはじめ、関係医療機関、医療従事者の方々にはご迷惑とご負担をおかけしました。あらためてお礼とお詫びを申し上げます。

    クラスターを経験して、自院の役割を見直すことができました。
    それは感染対策を強化しつつ、何より救急医療体制を維持すること、そして、コロナ医療と同時にがん等の専門医療を提供し続けることです。
    がん医療としては、今年度から血液専門医が常勤となり、8月には正式に血液内科を標榜することができました。来年度には無菌治療室の設置を予定しています。
    また、新たに放射線治療装置を更新し、より精度の高い治療ができるようになりました。
    南加賀でのがん医療の充実に貢献できるものと思っています。

    今後も、南加賀医療圏の基幹病院としての役割を果たすとともに、適切な医療を継続して提供することで地域医療を担い、公立病院の使命を果たしてゆく所存です。 皆様方からのご支援、ご助言を是非お寄せください。

    令和3年9月

  • 令和2年4月分

    病院の理念「共に歩む」

    当院の病院理念は「共に歩む」です。「共に」というのは相手方(対象者)が存在しているということです。
    その相手の方々とは、患者さん、かかりつけ医、地域住民の皆様方、そして当院の全職員です。
    患者さんの思いに共感し、かかりつけ医と共働して治療にあたり、地域の人々と一緒に共生してゆく。これが私たちの理念です。

    「共に」という言葉を私はこのように解釈しています。
    医療行為は、単に医療者がサービスを提供し、患者・家族がサービスを需要するという、市場の取引のような枠組みで施されるものではありません。
    それは、患者さんと医療者が共同体を作って、痛み悲しみを分かち合うことが医療行為です。
    つまるところ、健康を取り戻すという共通目標に向かって共同体を作って行動してゆくことが医療行為の本質です。
    患者に始まり、患者と共にあり、そして患者と共に終わるのです※。
    「共に歩む」という理念を常に持ち、職員全員がそれぞれの職務を遂行して、地域全体の健康に貢献する所存です。 (※ Sir William Oslerによる)

    病院を訪れる全ての方へのウエルカム心

    病院には多くの職種の者が働いております。市職員、委託業者、派遣職員、救急隊員など様々です。
    私は、当院に関わっている働いている方は誰であれ、当院の重要な職員の一員と考えています。
    総体としての病院職員全員が患者さんやそのご家族だけでなく、病院を訪れる「全ての人」に対して、ウエルカムの気持ちを持って接する心、姿勢が大切と思っております。
    それが、訪れた皆様と「共に歩む」ための入り口となると確信しており、全職員にその精神を涵養させて参ります。

    令和2年4月