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更新日 2021年9月7日

病院長あいさつ


病院長  新多 寿

国民健康保険 小松市民病院

病院長  新多 寿 にった ひさし



 病院長を拝命してから1年半が経ちました。

 新型コロナウイルス感染症の真っただ中に就任。以来、途切れることのないコロナ医療と非コロナ医療の両立に病院全体が取り組んでいます。 本年4月には当院でクラスターが発生し、地域の皆様方をはじめ、関係医療機関、医療従事者の方々にはご迷惑とご負担をおかけしました。
あらためてお礼とお詫びを申し上げます。


 クラスターを経験して、自院の役割を見直すことができました。 それは感染対策を強化しつつ、何より救急医療体制を維持すること、そして、コロナ医療と同時にがん等の専門医療を提供し続けることです。 がん医療としては、今年度から血液専門医が常勤となり、8月には正式に血液内科を標榜することができました。 来年度には無菌治療室の設置を予定しています。 また、新たに放射線治療装置を更新し、より精度の高い治療ができるようになりました。 南加賀でのがん医療の充実に貢献できるものと思っています。


今後も、南加賀医療圏の基幹病院としての役割を果たすとともに、適切な医療を継続して提供することで地域医療を担い、公立病院の使命を果たしてゆく所存です。 皆様方からのご支援、ご助言を是非お寄せください。

令和3年9月


◆病院の理念「共に歩む」
 当院の病院理念は「共に歩む」です。「共に」というのは相手方(対象者)が存在しているということです。 その相手の方々とは、患者さん、かかりつけ医、地域住民の皆様方、そして当院の全職員です。 患者さんの思いに共感し、かかりつけ医と共働して治療にあたり、地域の人々と一緒に共生してゆく。 これが私たちの理念です。
 「共に」という言葉を私はこのように解釈しています。 医療行為は、単に医療者がサービスを提供し、患者・家族がサービスを需要するという、市場の取引のような枠組みで施されるものではありません。 それは、患者さんと医療者が共同体を作って、痛み悲しみを分かち合うことが医療行為です。 つまるところ、健康を取り戻すという共通目標に向かって共同体を作って行動してゆくことが医療行為の本質です。 患者に始まり、患者と共にあり、そして患者と共に終わるのです。 「共に歩む」という理念を常に持ち、職員全員がそれぞれの職務を遂行して、地域全体の健康に貢献する所存です。 (※ Sir William Oslerによる)

◆病院を訪れる全ての方へのウエルカム心
 病院には多くの職種の者が働いております。市職員、委託業者、派遣職員、救急隊員など様々です。 私は、当院に関わっている働いている方は誰であれ、当院の重要な職員の一員と考えています。 総体としての病院職員全員が患者さんやそのご家族だけでなく、病院を訪れる「全ての人」に対して、ウエルカムの気持ちを持って接する心、姿勢が大切と思っております。 それが、訪れた皆様と「共に歩む」ための入り口となると確信しており、全職員にその精神を涵養させて参ります。

令和2年4月



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