なぜ看護師になろうと思いましたか?

母親に小さい頃から自立した女性に育ってほしいと言われていて、看護師になりたいと思った事はないが、自立した女性を考えた時に資格を持とうと考えた事、人と接する事が好きだったので、看護師という道を選びました。

小松市民病院を就職先に選んだ理由は?

実習先の病院だった事もありますが、道楽人間の私が自宅から通える距離にある事と、福利厚生がしっかりしていると思える事もあり選びました。

一番印象に残っている看護体験は?

看護師をはじめて2〜3年目の頃、末期ガンの患者さんをチームで看ていた時に、患者さんの帰宅願望が強くなりました。起き上がる事も歩く事もできない患者さんの想いに添うため、奥様の協力を得て、看護師だけではどうにもできない事も、家族と看護師が一緒にひとつのチームとなって看護できたと思えた事がありました。結局、その患者さんは外出というカタチで一時帰宅でき、その後、数日後に亡くなりました。家族と共に看護ができた事が、とても印象に残っています。

仕事とプライベートの両立、どうしていますか?

両立できているかわかりません。おじいちゃん、おばあちゃんの手を借りながら子育てもしていますし、熱が出た時には早帰りという方法をとらせてもらっています。自分なりに、子供の時間、仕事の時間、もちろん自分の時間を作れるように頑張っています。家族といる時間が気分転換になるので、子供と遊んで、子供の笑顔を見る事が一番の気分転換です。

自分が思い描く理想の看護師は?

母親が看護師でした。どんな看護師だったかはわかりませんが、母親のもとで働いた事のある看護師さんに「厳しかったけど、とてもいい看護師さんだったよ」と言ってもらえると、やっぱりうれしい面もあるので、そんな風に後輩から「厳しくても、こんな看護師になりたい」と言われる看護師になりたいと思います。