臨床研修システムについて
当院の臨床研修システムについて
当院では、研修医が実践参加型の研修、研修医の希望に応じた研修を行うため、以下のとおりの研修体制を敷いています。
指導医を中心とした医療チーム研修・指導体制
- 担当科指導医、担当科指導助手、研修医でチームを組み診療にあたる。
- チームは一定期間固定し活動する。
- チームの指導は担当科指導医責任者が行う。
- チーム研修・チーム指導を臨床研修管理会は支援する。
研修プログラム責任者
- 塚山 正市(小松市民病院 外科担当部長)
- 研修プログラムの原案を作成する。
- 研修期間を通じて、各研修医の目標達成状況の把握と管理を担当する。
各科担当指導責任者
- 各科のプログラムを編成する。
- 担当科指導医へ適切な指導・助言を行う。
- 研修終了時にEPOCおよび研修ノートで研修の評価を行う。
- プログラム編成医員と研修スケジュール及びプログラム内容について調整する。
担当科指導医
- 臨床経験が7年以上である。
- それぞれの分野で十分な指導力を有する常勤医である。
- 指導・教育方法についての講習会を受講していることが望ましい。
- 主治医として患者の診察にあたり、研修医、担当科指導助手の診療を観察、指導する。
- 研修医の記載したカルテをチェックし、コメントを記載する。
- 研修医の研修内容の評価を行う。
- 各研修医の達成状況を各科担当指導責任者へ報告する。
臨床研修管理委員会
- 小松市民病院卒後臨床研修システムを策定し、プログラム編成委員とともに実際の管理運営を行う。
- プログラム編成委員・各科担当指導責任者、担当科指導医と協力して、研修医の指導・管理を行う。
- 研修が適切に実施されるために具体的な援助、指導を行う。
- 研修終了の認定、研修後の進路等についての相談・支援を行う。
- 研修に適正を欠く場合、あるいは研修継続が困難な場合にはそれまでの研修評価を行う。
- 研修中断を勧告する。また、研修が不十分だと判断した場合、研修の延長を勧告する。
- 指導医、指導状況についても適切に評価を行う。
プログラム編成委員会
研修医も委員とし委員会を開催する。
- 月1回の会合をもちプログラムの調整、編成、変更を行う。
- 各科担当指導責任者とプログラムの調整を行う。
- 臨床研修管理委員会での承認を受ける。
メンター部会
- 研修スケジュールの調整
- 研修医の生活面を含めた援助(研修医の希望があればメンタリング制度を実施する。)
- 2週間に1回程度、研修医とのミーティングを行う。
- 研修医の精神面・心理面への配慮及びアドバイス
- 研修医と病院スタッフ(上級医・指導医・コメディカル)との良好な人間関係の維持
研修医と接触し、研修が順調にいくよう援助する。
研修医について報告事項があれば臨床研修委員会に連絡する。
病院管理者
- 研修医に『研修修了書、あるいは研修中断書、研修未終了理由書』を授与する。