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緩和ケア病棟


緩和ケア病棟はがん患者さんが「その人らしく、おだやかに」過ごすことができるよう患者さんとご家族を支援しています。

現在、都合により緩和ケア病棟は閉鎖しております。代わりに一般病棟内に緩和ケアユニットを設けております。

詳細についてお知りになりたい方は地域医療支援室まで。


緩和ケア病棟について

緩和ケア病棟では、身体の痛みや様々な不安など、つらい症状を和らげ、患者さんやご家族の思いや希望に沿っていけるように医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど多職種で関わり、話し合いを行いながら治療の決定やケア、処置を行っています。痛みや苦痛のコントロールを行い、症状が落ち着いたらご自宅へ帰ることも支援しています。

家族とのおだやかな時間
家族とのおだやかな時間

白山連峰が見渡せるラウンジで季節の行事や催しもの、喫茶サービスをボランティアの皆さんの協力で行っており、患者さんの大切な時間を心地よく過ごせるように取り組んでいます。

ラウンジからの白山連峰
ラウンジからの白山連峰

緩和ケア病棟の特徴

木目調の落ち着いた雰囲気のある病棟です。
ラウンジでは、夏祭りや音楽会などのイベントが行われたりするほか、患者さんとご家族がゆったりお食事やお茶の時間を楽しむことができます。

ラウンジ
ラウンジ

廊下
廊下

お部屋は全室個室(10床)でトイレ、洗面所が備わっています。快適に過ごすことができるよう、ベットやTVの配置を変えたりお部屋に簡易ベットを入れてご家族の方が付き添うこともできます。

部屋
部屋

部屋
部屋

身体の状態に応じて寝たまま入れるお風呂や自分で入るお風呂があります。

介助浴
介助浴

一般浴
一般浴

家族室
家族室

家族室は、ご家族が病院に宿泊される時や食事会などご家族との時間を過ごすときなどにご利用いただけます。布団の準備もあります。ご利用の際は看護師にご相談ください。

キッチン
キッチン

キッチンにはIHクッキングヒーター、冷蔵庫、調理器具を準備していますので、ご家族の味を病院でも楽しむことができます。

夏祭り・クリスマス会など季節を感じられるイベント、ギターや大正琴などの演奏会などボランティアやスタッフが企画をしています。

イベント(クリスマス会ギタークラブ)
イベント
クリスマス会ギタークラブ

お部屋でペットと面会することができます。面会を希望される場合は、事前にご相談ください。

ペットとの面会
ペットとの面会

緩和ケア病棟の看護師からのメッセージ

緩和ケア病棟の看護師

緩和ケア病棟では17名の看護師が勤務しています(緩和ケア認定看護師1名含む)。私達は、大切な人と穏やかないい時間が過ごせるように、また患者さんやご家族の苦しみや痛みが少しでも和らぐようにと考えています。患者さんやご家族と向き合い、共に笑い、泣いて、悩み、考えながら看護しています。

緩和ケア病棟 Q&A

「緩和ケア」とは何ですか?

「緩和ケア」とは、がん患者さんの苦痛を取り除き、患者さんが自分らしく、おだやかな生活が送れるようにするためのケアです。

「緩和ケア」は、いつから受けられますか?

「緩和ケア」は、がんと診断された時から受けられるケアです。

「緩和ケア」とはどのようなことをするのですか?

  1. 自分の病気を知り、治療法の選択を助ける。
  2. 痛みや痛み以外のつらい症状を取り除くケア
  3. 日常生活を取り戻すケア
    1. 食事を楽しむケア
    2. 苦痛や不快感を最低限にするための排泄ケア
    3. 夜にぐっすり眠れるようにするケア
    4. 好きな姿勢をとったり自然な体位や寝返りをうつケア
    5. からだをきれいに保つケア
    6. 患者さんにとって心地よい環境を提案するケア
  4. こころのふれあいを大切にし元気になるケア
  5. ご家族へのケア
  6. ご自宅でも緩和ケアを受けられるようにする

これらのケアを中心に行っているのが緩和ケア病棟です

緩和ケア病棟にはどのような人が入院できますか?
告知を受けていないと入院できませんか?

緩和ケア病棟に入院できるのは、がん患者さんです。
当院では入院時に病名・病状が理解されていることが必要と考えております。その理由は患者さんご自身が病気を知らないと、現在起きている症状やこれから起きるであろう症状について納得できなくなり、その症状を和らげるための治療を理解することが困難になると考えるからです。
原則、告知が望ましいのですが、ご本人が告知を希望されない場合は、告知をしないことも可能です。

緩和ケア病棟では何も治療をしないのですか?

緩和ケア病棟では、がんそのものに対する積極的な治療(手術や抗がん剤治療など)は行いませんが、苦痛を緩和するための放射線療法や抗生剤による治療や点滴は患者さんの状態や希望に応じて行っています。

ずっと入院することはできますか?

緩和ケア病棟は、現在困っている症状を緩和するところです。主に困っている症状の調整ができれば退院し、再び困った問題が起こればまた入院していただきます。このように、入退院を繰り返しながら利用していただくことを目指しています。

入院費はどうなっていますか?

入院料の医療費は定額制で定められており、各種健康保険が適用されます。
医療費は高額療養費制度の対象となります。所得に応じて自己負担していただく限度額が定められています。ただし、食事代は別に必要です。個室料は無料です。
なお、入院費用に関する相談は、ソーシャルワーカーにお尋ねください。

緩和ケア病棟に入院までの流れ

小松市民病院にがんで通院、入院中の方

主治医、看護師または地域医療支援室へご相談下さい。

緩和ケア外来受診後緩和ケア看護師と面談、緩和ケア病棟見学

入院が必要な状況となれば入院
※緩和ケア病棟が満床の場合は一般病棟へ入院、待機となります。

緩和ケア病棟入院

小松市民病院以外の病院に通院、入院中の方

小松市民病院地域医療支援室へご相談下さい。

場所:小松市民病院1階 @医療福祉相談窓口
TEL:(0761)22-7111(代)
時間:平日8:30〜17:00

紹介状や受診のためのやりとり

緩和ケア外来受診

緩和ケア外来受診後緩和ケア看護師と面談、緩和ケア病棟見学

入院が必要な状況となれば入院
※緩和ケア病棟が満床の場合は一般病棟へ入院、待機となります。

緩和ケア病棟入院


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