がん生存率
乳がんの生存率

肝癌の生存率

肺癌の生存率

大腸癌の生存率

胃癌の生存率

対象とした症例の説明と図の見方
- 2005年(H17)と2006年(H18)に小松市民病院で治療した胃癌、大腸癌、乳癌、肝癌、肺癌の生存率を記載した。
- 胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌ではすべて当院で外科的切除された症例のみを対象とした。従ってバイパス術例、再発例は対称外とした。
肝癌では外科的切除のほか、ラジオ波焼杓療法、肝動脈塞栓術、肝動脈内抗がん剤持続動注が行われた症例も含めた。
- 縦軸の1・0は生存率100%(0・8は80%)を示している。
- 図の中のI,IIA,IIB などは進行度(ステージ)を示す。
生存率から得られる結論
- いずれの癌も早期(ステージI)では100%あるいはそれに近い生存率が得られ、治ってしまうことが分かる。
従って、早期に発見し、治療が行われることの重要性が伺える。
ステージIIでは80%-90%に近い5年以上生存率である。
- 乳癌、大腸癌ではステージIIIでも生存率が高く、治りやすい癌と言える。ただし、もっとも進んだステージIVでは大腸癌であっても生存率が低い。
- 肺癌、胃癌、肝癌ではステージI,IIとIIIA,IIIBと比較すると生存率の差がみられ、早い時期に発見すべきことを表している。