主に胃の悪性腫瘍(胃癌など)を対象として治療を行っています。胃癌に関しては内科と連携をとり、内視鏡的切除、縮小手術、機能温存手術など、その進行度に応じた適切な治療法を提供したいと考えています。またお腹の傷が小さく術後の痛みの少ない腹腔鏡下の胃切除術も行っています。
大腸の炎症性の病気、腫瘍等が扱う疾患です。手術の対象になるのは癌がほとんどですが、内視鏡的切除、腹腔鏡下手術、開腹手術等を進行の程度を考慮し、患者さんと相談の上、治療法の決定をおこない、最善の結果が得られるようにしていきたいと考えています。特に腹腔鏡下手術は傷が小さく回復が早いことから、今後も積極的におこなっていく考えです。
胆石症には胆嚢に石ができる胆嚢結石と、胆管に石の出来る胆管結石とがあります。当科ではその両方を小さな傷で回復の早い腹腔鏡下手術にて治療します。退院は手術後4日目でも可能です。
乳癌手術はここ10年の間に大きく変化しました。乳房を全て切り取る手術から、可能ならば乳房を残す手術(乳房温存手術)へと移ってきています。当科でも乳房温存手術を積極的におこない、もし乳房を全て切除しなければならない場合でも、他の部位の筋肉や脂肪を使った乳房再建術もおこなっています。尚マンモグラフィ画像検診施設認定されています。