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選択科(トップページの各診療科を参照して下さい)


脳神経外科概要

研修目標

 世の中、高齢者の脳卒中や転倒外傷は日常茶飯事という時代。あなたが診る目前の患者さんが脳卒中に
 なっていたとしたらどうしましょう。脳卒中は専門外なので知りません!とは言えない時代。そういっ
 た不安を少しでも払拭できるような研修を目指しています。
 将来、脳神経外科を専攻したい方は無論、むしろ他科へ進みたいという研修医も大歓迎です。
 研修目標は、救急疾患としての脳卒中、頭部外傷の診療について基本的な事項を学び、初期対応を自信
 を持ってこなすことができるようになることです。
 common disease となった脳卒中の勉強に一生に一度は首を突っこんでみてはいかがでしょうか。
 神経系に苦手意識を持っている方も是非おいでください。

研修項目と研修方法

 研修項目の基本は脳卒中に関する診療としています。これは脳卒中の診療に関する症候学、診断学、検
 査手技などが他の神経関連疾患に応用できるからです。まずは、脳卒中診療に必要な一般目標を設定し
 、それ以外に各個人が望む個別的目標を決めます。
 病棟および救急患者さんを指導医と一緒に診療し、毎日、指導医とその日の振り返り・見直しを行って
 問題点や疑問点を明らかにしてゆきます。症例によっては手術にも直接関わっていただきます。
 また、医療人として患者さんのみならず自らが関係するすべての人との関わり方についても、指導医の
 立ち回りや診療の姿を見て学んで欲しいです。

施設認定

 日本脳神経外科学会専門医訓練施設
 日本脳卒中学会研修教育病院

協力施設

 金沢大学附属病院



整形外科概要

研修目標

 整形外科の診療に必要な基本的知識、技能を習得する。特に救急診療における基本的知識を身につける。

研修項目

 外来診療:新患患者の病歴聴取とそれに応じた検査のオーダー
      各疾患に対する基本的診察とその記載
      画像検査の基本的読影
 病棟診療:整形外科的な処置の習得
      医師として適切な態度の習得とチーム医療の重要性の認識
 手術参加:できる限り多く入って見学してもらいます。
      危険性の低い操作は実際に行ってもらいます。
 救急診療:様々な疾患の救急性や重傷度の判定

研修方法

 外来実習:新患患者の病歴聴取とそれに応じた検査のオーダーを行うことに
      よって診断の考え方を学習していく。
      指導医の診察の見学、画像診断の見方について学習する。
      外来終了後に、その日の患者の診断、治療方針について討論する。
 病棟実習:指導医とともに回診。代表的な疾患についての治療方針の立て方
      や経過を学習する。
 手術参加:術前カンファレンスにて手術方法についての基本的知識の把握。
      指導医の指導の下で実際の手術への参加と清潔操作の習得。
      足持ち、筋鉤引き、止血、吸引など助手として重要な操作を習得。
 救急診療:当直医の指導の下で、各種処置や他科医師への連携を学習する。
      緊急手術の手伝いもあり。

施設認定

 日本整形外科学会認定施設



皮膚科概要

研修目標

 一般的な皮膚科疾患(炎症、感染症)について診断と治療について理解できること。

研修項目

 皮膚科外来での診察。
 皮疹の記載ができること。
 疾患について鑑別疾患を1つはあげられること。
 治療方法について1つは提案できること。

研修方法

 マンツーマンで対処。
 午前は外来診察、午後は検査、手術、入院患者の処置、他科入院患者の診察。

施設認定

 日本皮膚科学会認定研修施設(金沢大学に属する)

協力施設

 金沢大学



形成外科概要


外表奇形、火傷、外傷、熱傷後の変形及び瘢痕拘縮、皮膚腫瘍の診断及び形成外科的手術手技を習得する。


泌尿器科概要


泌尿器科疾患の診断に必要な基本的考え方や技術を習得する。泌尿器科の役割を、他科との共同診療を経験することで認識できる。





眼科概要


眼科領域の疾患や全身的疾患と関連する眼合併症の基本的診断及び治療技術を習得する。


耳鼻咽喉科概要


耳鼻咽喉科領域の解剖学的特徴及び生理学的機能への理解を深め、基本的知識及び技能を修得する。
また、耳鏡、鼻鏡、咽喉ファイバースコープなどの技術習得や聴力検査などの検査手技を学び、中耳炎、めまい、鼻出血、咽頭異物などの救急処置法を習得する。



放射線科概要

研修目標

 読影や手技に不可欠な画像解剖を熟知する。
 所見のとりかた、記載方法を学ぶ。
 超音波検査、血管造影などの手技を要するものの操作ポイントを学ぶ。

研修項目

 一般撮影やCT、MRIなどの読影。
 超音波検査、血管造影、生検や吸引、胃透視、注腸などの手技習得。

研修方法

 読影所見を作成してもらうことにより、画像解剖、所見の取り方や記載方法を学ぶ。
 手技を要するものは、最初は助手として、後に実際に行ってもらうことによって習熟をめざす。

施設認定

 日本放射線医学会 放射線科専門医研修機関



病理診断科概要


実践医療としての診断病理について研修を行う。組織診、細胞診、術中迅速診断(ゲフリール)、病理解剖、及びこれらの標本作製が研修内容に含まれる。


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